第4回 艇庫移転会議議事録
日時:平成10年6月24日(水) 15:00〜17:00
場所:名古屋大学工学部9号館3階大会議室
【出席者】名古屋大学ヨット部部長(工学研究科教授) 林 良嗣
名古屋大学学務課 加藤 貞夫
南山大学学生課 原田 和子
レーザー知多フリート 高鳴 信彦
名城大学ヨット部監督 長尾 好泰
名古屋大学ヨット部主将 塩月 徹
名古屋大学ヨット部 蟹江 良祐
南山大学ヨット部主将 増田 江美子
名古屋学院大学ヨット部主将 増田 佳嗣
名古屋工業大学主将 石原 直和
愛知工業大学主務 粥川 篤
愛知学院大学主将 後藤 健介
名城大学主将 西川 正考
愛知大学ヨット部主将 伊東 政次
愛知教育大学ヨット部主将 伊藤 由紀子
(敬称略)
名大ヨット部長 林:
前回会議の後、名大学務課の相原課長補佐及びここに御出席の加藤さんと共に常滑市の建設部まで話をしに行った。この打ち合わせの内容は後で触れる。愛大、愛教大に参加してもらったのは、この情報交換がお互いにとってとてもメリットのある事だからである。練習環境をよりよくできる事につながるので、ぜひ大学側とも話をしっかりしてほしい。
海陽ヨットハーバーは元々、特定の団体によって占有されることなく運営するようになっているので、ここに艇庫を建てるには条例を改正しなければならない。
政治的に動く前に、県の港湾課を通してやらなければならない。
大学によっては自前で建てられないところもあるので、共同の施設を一部県につくってもらう案もある。
常滑と鬼崎の漁協は別になっているのだが、鬼崎の方の漁業権が残存することがはっきりした。このため、空港ができた後もノリ網は今まで通り残ることになる。
名大学務課 加藤:
(「参考資料」の説明)
常滑市との打ち合わせを名大側で書き留めたものを配布した。
林:
話をしてみてわかったが、常滑市は空港建設にノータッチであり、逆に情報を求められるほどであった。常滑市が関わるのは、前島の部分のみである。
常滑市は非常に柔軟な対応をしてくれるようで有り難いのだが、「参考資料」にある通り、元々各団体が、本年1月末に常滑に新艇庫を建てたいと表明した経緯があるので、各団体ごと今の進行状況(蒲郡に移る動きがある旨)を文書で常滑市に出してほしい。
ナショナルトレーニングセンターに関しては、市川さん(中部学連会長)が来られてないので、前回会議以降の進行状況は分からない。
愛知県ヨット連盟参与 中野:
この話は十分注意してことを進めないといけない。鬼崎に艇庫を移したときも大変だった。当時は愛大や愛教大も常滑にきたらどうかという話もあったが、今は逆になっている。
時代とともに情勢が変わったという感が強い。
林:
県は万博の前年に開催されるアメリカスカップを利用して万博を盛り上げていきたいらしく、キャンペーンで日本中を回っているアメリカスカップのキャンペーン艇に、万博のステッカーを貼っている。県にとっても、地元のヨットを振興するメリットはあるはずである。
知事を通して強引に話を進めるやり方よりも、今は各大学の学長から意志を出して行くやり方をすべき。
ナショナルトレーニングセンター等の計画が持ち上がってくるとなれば、県も対応しなければならないだろう。
中野:
蒲郡市とはどうなっているのか。
林:
足立前企画調整課長が真剣に考えていただいており、市長とも話が通じていて、各団体が要望を出すのに合わせて県に話を切り出すなどしていただけるとのことである。このタイミングをうまく見計らう必要がある。
中野:
鈴木市長(元県会議員)もヨットには非常に詳しい。
林:
ナショナルトレーニングセンターについては県に話をしているが、国の予算も入っているので運輸省とすりあわせをしなければならない。
名城大学監督 長尾:
自分の一存では決められないので、管財課に話をして文書で常滑市の建設部長に意思を伝えたい。
南山大学学生課 原田:
学生やOB達の意見を聞き、当事者達の意志を尊重したい。大学の執行部が心配ではあるが、他大学と足並みをそろえ、常滑市へ文書をだしたい。
林:
愛大・愛教大の方に大学へ伝えてもらいたいことは、この様な動きがあって一緒に足並みをそろえて動かないかということである。
海陽ハーバーの現在の野積地を借りてやるよりも、予算的に楽になるはずだ。
この話は確実に大学側に伝えてほしい。
次回会議予定 7月29日 水曜日 15:00〜17:00
名古屋大学工学部9号館 3階大会議室
書記:名古屋大学ヨット部 主将 塩月 徹
確認:名大ヨット部長 林 良嗣