2007年12月27日教育・研究用先端計算機システム

教育・研究用先端計算機システムの紹介

平成15年4月に情報科学研究科が設置されたことに伴い、教育および研究を行うための研究科共用計算機システムの概算要求を行いました。平成15年秋に設置が認められことを受けて、設備委員会の下で各専攻からの要望が取りまとめられ、平成16年6月に仕様が完成し、平成17年1月より運用を開始しました。

本システムは情報科学研究科の教職員および学生であれば全学IDでご利用いただけます。本システムは12のサブシステムから構成されています。システムの構成と利用方法の詳細はこちらをご覧ください。

いくつか例を挙げて概要を説明しましょう。

高速計算機群A、Bは共に並列計算機です。Aは並列計算のアルゴリズムやコンパイラの教育と研究を目的とした計算機、Bは熱流体解析や分子計算などの大規模計算に適した共有メモリ型とクラスタ型の計算機となっています。Bには数値計算ライブラリや各種解析ソフトウェアがインストールされているという特徴があります。

信号計測装置は各種センサ群、データ記録装置、データモニタ装置、三次元位置センサなどが計測車両(Estima Hyblid)に組み込まれた構成になっています。本サブシステムは研究利用のほかメディア科学専攻の音声音響処理特論でも利用されています。

3次元情報入出力装置は3次元スキャナ(3D Wand)、圧力計測装置(Xセンサー)、3次元プリンタ(Dimension 3D Printer)で構成されています。本サブシステムは研究利用のほか、複雑系科学専攻の適応システム特論でも使われています。

ロボット演習システムはロボット(Robovie-R) 6体で構成され、ロボットを用いた教育と研究に使用されています。
サブシステムごとのご利用に関するお問い合わせは、各サブシステムのページに書かれている責任者にお問い合わせください。皆さんのご利用をお待ちしております。

  • 図:システム構成図

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