2006年08月10日教員の転出

今年度は、5名の教員と1名の職員の方が情報科学研究科を去られました。そこで、皆様の一層のご活躍を祈念して、平成18年3月29日に送別会を挙行しました。残念ながら、栗本先生は所用のためご参加いただけませんでしたが、伊藤先生、河口先生、笹井先生、吉川先生、山本前事務長にご出席いただき、ご歓談いただきました。

また、転出された教員の皆様より、ご挨拶を頂きました。

伊藤克亘先生

名古屋大には情報科学研究科誕生と同時に赴任してきたため3年間お世話になっただけでした。まだ情報科学研究科の形もはっきりしないうちに離れることになってしまうのは忸怩たるものがあります。新しい職場も情報科学部ですので、名古屋大で学んだものを活かして日本の情報科学の教育、研究水準の向上に努めたいと思います。

河口信夫先生

本研究科では、情報科学という新しい学術分野の立ち上げに際し、教育研究用先端計算機システムの導入などのお手伝いが印象に残っています。また、アカデミック・コミュニティシステムの開発という新しい試みにもチャレンジしました。皆さんにも是非おためしいただきたく思います。今後も何かとお世話になるかと思います。同じ学内におりますので、よろしくお願いいたします。

栗本英和先生

3月1日より評価企画室教授・副室長として、全学業務に専念することになりました。国立大学法人として、本学理念の実現を通して、勇気ある知識人が機会を掴み、困難に挑み、自発性と自律性を育む環境基盤作りに寄与し、評価という社会環境と国際動向のなかで、学部・研究科が、より元気になるような役割を担います。今後ともご支援をお願いいたします。

笹井理生先生

情報科学は文系から理系、基礎から応用まで含んだ幅広い学問としてますます魅力を増してゆくと思います。これからたくさんの人たちが卒業して実社会での応用や基礎研究の分野で活躍され、時代をつくってゆかれることでしょう。私自身は、そうした新しい研究科の創設時に参加できたことを誇りに思いますし、また、お世話になりました多くの先生方や事務の方々、技術部の皆様に改めて感謝を申し上げます。

吉川正俊先生

研究科発足時から2年半は社会システム情報学専攻に、また、最後の半年は情報システム学専攻にお世話になりました。「情報」の学問的な捉え方の多様性を学ばせて頂いた3年間でした。大学間の競争と協調の時代が始まっていると認識しています。今後ともいろいろな場面でお世話になるかと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。最後になりましたが、皆様のご健康と貴研究科の益々のご発展をお祈り申し上げます。

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